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キャバクラのボーイ時代に他店のキャストから暴行を受けた事件



今からおよそ10年ほど前、ペダルは中国地方のとある繁華街でキャバクラのボーイ(黒服)として働いていました。



そんなある日、今でも忘れることのできない、衝撃的な事件が起こります。


とある日の閉店後

それはキャバクラで働き始めて2週間ほど経った日の閉店後の出来事でした。



店内の片付けをしていたペダルに店長と先輩が話しかけてきます。



店長「おいペダル!この後飲みに行くけど、お前も来るか?」



先輩「クラブX(仮の店名)のAちゃんとBちゃんも来るぞ」



「クラブX」とはその界隈で一番大きなキャバクラです。



全くの他店でしたが、オーナー同士が友達だったこともあり、ペダルが勤めていたお店と頻繁に交流があったお店でした。



しかも、AさんとBさんはそのお店のNo.1とNo.2のキャストさん。



当然のことながら二人とも相当な美人さんです。



そんな女性たちとプライベートで、しかもタダで飲めると思うと胸が躍ります。



もちろん、すぐに快諾。



しかし、店長はペダルにこう言い放ったのです。



「悪いけど…頼むわ!」



…なぜ謝るのでしょうか。



しかも二人とも楽しそうな感じではなく、どこか後ろめたさを感じている、そんな表情だったことを今でも鮮明に覚えています。


近くのバーへ移動

そして女の子たちの送迎が完了したところで、店長、先輩、ペダル、そこにグループNo.2の役員も加わり、全員で近くのバーへ移動しました。



時間は深夜2時過ぎ。



平日だったこともあり、来店客は自分たちだけで、ほぼ貸切状態でした。



ペダルたち一行は、店内で一番広い団体用のボックス席に案内されます。



そして次々と思い思いの席に座り始める店長たち。



当然ペダルは一番下っ端なので、店長たちが座り終えるのを立ったまま待ちます。



そして全員が座り終えたところで、ペダルは先輩の横に座ろうとしました。



すると店長は、みんなから一番離れたところにある3人掛けソファーを指差し、こう言ってきました。



「あ、ごめん。ペダルはあっちに座って!」



「今日はおまえの歓迎会も兼ねてるから一番いい席に座れ!」

多少の違和感を感じつつも、指示通りそのソファーに座りました。



そして、たわいも無い会話をしながらAさんとBさんの到着を待ちます。


AさんBさん到着

間も無くしてAさんとBさんが到着。



仕事帰りということもあり、二人ともかなり酔っ払っている状態でした。



覚○剤でもやってるんじゃないかと思うほどの異常なテンション。 少し圧倒されながらも軽く挨拶を交わします。

AさんBさん「お疲れ〜」



店長たち「お疲れ〜」



ペダル「お疲れさまです」



軽く挨拶を交わした後、AさんとBさんはペダルを指差して、店長たちにこう質問します。



「この人が新人さん?」



すぐさまペダルは立ち上がり、簡単な自己紹介をしました。



ペダル「始めましてペダルです」



AさんBさん「よろしくね❤︎」



すると二人は何故かペダルの両脇に座り始めます。



当然、店長たちの近くに座ると思っていたペダルは少し戸惑いました。


その様子を見て「両手に華だな!」と弄ってくる店長たち。



戸惑いながらも、まんざらでもないペダル。



綺麗な女性に挟まれてテンションも最高潮に高まりました。



そして、そうこうしている内にボトルでお酒が運ばれてきました。



ペダルはすぐさまお酒の準備に取り掛かります。



するとAさんとBさんはペダルが持っていたボトルやトングを奪い取り、こう言いました。


「私たちがやるからゆっくりしてて❤︎」



…なんて優しい子たちなのでしょうか。



やはり大型店のNo.1、No.2ともなると人柄も素晴らしいなと感心するペダル。



しかし、その印象はすぐに崩壊することとなります。


突如始まった咀嚼プレイ

AさんとBさんは、役員→店長→先輩スタッフの順番にお酒を注いでいきます。



そして、最後にペダルのお酒を注ぎ始めました。



その時です。



突如、二人の様子が変わり始めます。



それまでトングとマドラーを使いお酒を準備していた二人ですが、いきなり素手で氷を入れ始め、挙げ句の果てには指でお酒を混ぜ始めたのです。


しかもハーフ(焼酎5:水5)をお願いしていたにもかかわらず、ほぼロックのお酒を渡してきました。



焼酎9.9:水0.1(水を一滴垂らしただけ)というネタのようなお酒。



入れ直す間もなく乾杯が始まったので、仕方なくそのお酒を口にします。



乾杯が終わったところで、Aさんはペダルが持っていたグラスを指差し、こう言ってきました。



「そのお酒ちょっと飲ませて」



そしてペダルからグラスを奪い、ほぼロックの焼酎を口に含みます。



すると突然顔をしかめるAさん…


次の瞬間、とんでもないことをやらかします。

なんと、一度口に含んだ焼酎を吐き出し、グラスに戻したのです。



「まずい!」と騒ぐAさん。



そして、そのグラスをペダルに渡し、こう言い放ちました。



「勿体ないから全部飲んでね!」


流石に美人であっても、人が吐き出したお酒を飲むのには抵抗があります。



ただ流石に冗談だと思ったので、ペダルは笑いながらその指示を断りました。 すると次の瞬間、それまで優しかった二人が豹変します。



Aさんはペダルの胸ぐらを、Bさんは髪を掴みながらこう怒鳴り付けてきたのです。

「おまえ、私らが入れた酒が飲めねーのかよ!」



こんな言葉を現実の世界で聞くことになるとは夢にも思いませんでした。



ドン引きしつつも、ここで無理に抵抗して機嫌を損ねると困るので、仕方なく全て飲み干しました。



飲み終えたペダルに爆笑しながら拍手をするAさんとBさん。



次に二人はテーブルに置かれたおつまみを手に取り食べ始めました。



そして何を思ったのか、今度は食べていたおつまみを自分の手に吐き出し、ペダルの口元に持ってきたのです。



「これ、あんまり美味しくなかった!食べて!」



それは絶対に無理です。



必死に断るペダルを、今度は抓ったり殴ってきたりしました。



ようやくこの女たちの異常さに気付いたペダル。



しかし、時すでに遅しでした。


エスカレートする暴行

ペダルは店長たちに助けを求めます。


しかし誰も見ていません。



というより、『関わらないようにしている』と言ったほうが正解かもしれません。


誰にも咎められることなく、どんどんエスカレートしていく二人。



ペダルの怒りも頂点に達していました。



しかし、ここでキレてしまえばオーナーの顔に泥を塗るようなものです。



しかもオーナーは、ほぼ『あっち系』の人間。



ここで二人の機嫌を損ねると何をされるかわからない恐怖心もありました。



殴りたくなる気持ちを抑え、必死に耐え続けます。



そして、ペダルが何も抵抗しないことをいいことに、二人は更にエスカレートしていきました。



ついには顔を踏みつけてきたり(これは嫌ではなかった)、肩パンチをしたりと、やりたい放題。


その暴行を受け続ける内にペダルはこう考えるようになります。



「もう酔い潰れてしまおう」



いっそその方が楽だと考えました。



みんなの一気コールを受けながら、あるだけの酒を全て胃に流し込みます。



当時、かなり酒に弱かったペダル。



グラス5、6杯の焼酎をロックで飲み続けたところで、ついに意識が朦朧とし始めました。



その様子を笑いながら見てくる二人。



すると突然ペダルが来ていたワイシャツのボタンを引きちぎり、肌着の上から指で乳首をコリコリしてきます。



皆さんご承知の通り(知らない)ペダルは乳首が大の性感帯。



本来はご褒美のようなものですが、お酒が回っていたこともあり、何も感じません。



「気持ちいい?」



とりあえず空気を読んで「気持ちいいです」と答えます。

そして、ペダルの股間に手を伸ばすAさんとBさん。


「いや、全然勃ってないじゃん、おもしろくない」



「おまえインポか」

全く反応していないペダルに飽きたのか、今度はハサミでペダルが着ていた肌着を切り刻み始めました。


そして鞄から化粧品を取り出しペダルの身体に落書きを始めます。



もうその時点では意識はほとんどありません。

呼吸も苦しく抵抗すらできない状態。

ほぼ動けなくなったペダルを見て、二人は更にエスカレートしてきます。



血が出るまで爪で引っ掻いたり、口に手を入れて吐かせようとしてきたり、もう正気の人間がすることではありませんでした。



ついに、とんでもないことを言い出します。



「ねえ、乳首切り落としていい?」


「スーツも切っていい?」


それを聞いた店長たちが咄嗟に止めに入ります。



「流石にそれはダメ!二人ともちょっとやりすぎ!」



その言葉に安心したペダル。



そこで寝てしまったのでしょうか…ついに記憶が途切れました。


次の日

次の日の朝、猛烈な頭痛で目が覚めます。



何故かちゃんと自分の家のベッドで寝ていました。



しかし、自分がここにいる記憶がありません。



ズタボロに切り刻まれた服、漂う異臭、身体中にされた落書き…徐々に昨日の記憶が蘇ってきます。



咄嗟にちんちんの有無を確認。



何とかちんちんは無事のようです。



すぐにシャワーを浴び、身体中に書かれた落書きを落とします。



しかし、ボディソープでなかなか落ちません。



なんとか30分ほどかけて、ようやく落とすことができました。



そしてしばらく休んだ後、身支度を整えてお店に向かいます。



お店に到着すると、すでに店長が開店準備をしていました。



そして店長はペダルにこう言います。



「おっ、おはよう…昨日は災難やったな…」



「今日は流石に休むと思ってた…」



なんて答えたらいいのかわからなかったペダルは、とりあえず「いえいえ楽しかったです!ごちそうさまでした!」とだけ返答し、開店準備に取り掛かりました。



開店準備が完了し、いつも通りキャッチに向かいます。



すると、そこに「クラブX」の別のキャストさんが近づいてきました。



その子は携帯の画面をペダルに見せて、こう聞いてきます。



「ねえ、これってペダルさんだよね?」



なんと、そこに映っていたのはゴミ捨て場に捨てられたペダルの姿…。



その子に話を聞くと、どうやらあの後、AさんとBさんがペダルをゴミ捨て場まで抱えていき、遺棄したようです。



その時の写真がその界隈で出回っていたのです。



更に詳しく話を聞いたところ、どうやらAさんとBさんは非常に酒癖が悪く、新人のボーイを飲みに誘ってはイジメ倒すことで有名だったとのこと。



しかし、オーナーお気に入りのキャストのため、誰も咎めることが出来なかったそうです。



昨日、店長が先に謝ってきた理由が、この時ようやくわかりました。


Aさん、Bさんと再会

それから数日後、キャッチ中にAさんとBさんに再会。



思わず恐怖で後退りしてしまいます。



すると二人はこう言いました。



「この前はごめんね」



「飲み過ぎて調子乗っちゃたみたいで…」



あの日とは打って変わって優しい二人。



しかし、あの日のことがトラウマになっていたペダルは二人を避けるようにその場から離れました。


その後

それから二人とは何度か街で遭遇することはありましたが、流石に飲みに行くことは二度とありませんでした。



当時は腹が立って仕方なかった事件ですが、今となっては良い思い出です。



ちなみに夜の街にはこの二人以外にも『とんでもない女性』が何人かいたので、またの機会にご紹介できればと思います。




以上、『キャバクラのボーイ時代に他店のキャストから暴行を受けた事件』でした。


おまけ

キャバクラのボーイ(黒服)の仕事について綴りました。

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